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研究室紹介

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公立諏訪東京理科大学 工学部 情報応用工学科 適応信号処理研究室(田邉造研究室)
旧) 諏訪東京理科大学 工学部 コンピュータメディア工学科 適応信号処理研究室(田邉造研究室)
旧) 諏訪東京理科大学 システム工学部 電子システム工学科 適応信号処理研究室(田邉造研究室)

本研究室について

本研究室では画像映像処理分野、音響音声処理分野、通信分野、ハードとソフトの統合分野の研究を行っています。

他大学や企業との共同研究も多数行っています。

研究テーマ

画像映像研究グループ

学外の研究機関とともに医療に関する様々な研究を行っています。CT画像を鮮明にし、造影剤を使用しない単純CT検査で大動脈解離を定量的に判断するための各種アルゴリズムの開発を行っています。造影剤の使用にあたり稀にアナフィラキシーショックが発生することがあり、単純CTで判断できるようになることで負担を減らす狙いがあります。心臓のエコー画像から特徴量を抽出しディープラーニングを用いて心臓弁膜症の予測を行う研究を行っています。より定量的に判断できる手法を検討しています。心臓弁膜症は心筋梗塞の予兆であり心臓の動きの加速度ベクトルをAIによって解析し心筋梗塞の有無を判断する研究を行っています。

音声音響研究グループ

打音班

トンネルや橋梁など大型のコンクリート建造物の状態を診断する打音検査の新手法について研究を行っています。従来の打音検査では環境による雑音の影響で以上の判別が難しいケースや、検査員の技量により検査せいっどにばらつきが出る点が問題となっていたため、検査員の聴覚に頼らずに定量的に検査を行う手法の開発を行っています。

62打音検査の提案手法

腸音班

育児の負担を軽減するため、朝食時の腸音を解析し1日のおむつ替えの回数を予測する研究や、乳児の生体情報から今後の成長を予測する育児支援システムの開発を行っています。腸は最大の免疫器官と言われており腸の状態を知ることで健康状態をする狙いがあります。朝食は1日のリズムを管理する重要なイベントのため、朝食時の腸音を把握することで1日の排泄リズムを把握することができると考えております。

IoT通信研究グループ

IoTを活用した工場のオペレーション支援システムの開発を行っています。製造ラインに設置されている製作機械の状態を監視し、ラインが正常に動いているかをリアルタイムで監視する研究を行っています。また複数の機械の使用度合いを均一化するためのスケジューリングシステムの開発をしています。 製作機械のドリルのチッピング(欠け)を従来の熟練の職人による目視の判断か非常に高価な検査機器を使用する代わりに動作音を解析し装置に異常がないか判断する研究を行っています。

研究キーワード

・マルチメディア情報処理
・医用生体工学
・携帯アプリケーション

研究概略

リアルタイムに必要な情報へと処理する適応信号処理は、携帯電話やカーナビゲーション等に用いられ、私たちの生活の中にかかせない技術です。この適応信号処理を用いたディジタル無線通信、音響信号処理、画像処理等の研究、及びこれを用いた医療分野への応用研究も進めています。